

犬のなかには、シャンプーを嫌がる犬もいると思います。臆病な犬は水やお湯を異様に怖がったりすることもあるため、シャンプーすることができないという悩みがあります。このように怖がるにはなにかしたらの理由があると思います。たとえば小さいころに周りに住んでいる子供たちから、おもしろがって、水を浴びせられたなどのトラウマがあるのかもしれません。
このような犬は、ブラッシングはさせてくれるのかどうかをまずは確認しましょう。臆病な子でなくとも、シャンプーを嫌がる犬は多いそうです。まして子犬の頃に、水を浴びせられたといった怖い経験をしていれば、なおさらシャワーが怖くてあたりまえです。嫌がる犬をシャンプーに慣らすためのトレーニングで、まず一番大切なことは飼い主との信頼関係ができているかどうかです。
シャンプーをする以前に、ブラッシングはさせてくれているのかを確認しましょう。グルーミングは、犬を清潔にするばかりではなくて飼い主が犬よりも優位な立場にあるかを認識するためのバロメーターになります。体のどの部分でも触らせてくれれば犬が飼い主を優位と認めており信頼して、安心して身を任せているという証拠だといえます。
最初は、フードを使いながらほめながら安心させた状態でブラッシングを行ってみるとよいでしょう。このときに無理にブラッシングすることなく、なでるように行っていくことが大切です。犬種にもよりますが、コートが厚くて脱毛も多い犬種ならばできるだけ毎日ブラッシングしてあげるとよいでしょう。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。