

犬のしつけは色々なものがありますが、散歩のときのしつけもそのひとつですよね。犬が勝手にすすんでしまい困ってしまうという飼い主さんもいるとおもいます。犬が「引っ張ったら止まる」を繰り返してみましょう。犬によっては、「散歩=自分勝手に歩くこと」だと思いこんでしまっている犬もいるとおもいます。またリードを引っ張って歩いたり、じゃれて足をかんだりする行動は、犬が飼い主さんのことを、信頼できるリーダーだと認めていないのかも知れません。
日常生活でも、自分勝手な態度が見られることがないか確認していましょう。このような場合には、散歩とは、飼い主の歩調に合わせてリードを引っ張らない範囲で歩くことというように犬に教えることが必要となります。犬種や性格、そして自分勝手に歩く程度によってはトレーニング方法も多少なりとも変わってきますが、ここでは一般的な方法をご紹介したいとおもいます。
まず、リードを短めに持って犬を横につけて歩きます。犬が引っ張りはじめたら、リードが張っている状態のときに、歩くのを一旦やめるようにしましょう。このとき、視線は合わせずに無視をするようにします。犬が飼い主に注目して、リードがゆるんだときにはタイミングよくほめてあげて歩きはじめましょう。とにかく、「引っ張ったら止まる」を徹底しておこない、引っ張るのがいけないことだということを犬に理解させてあげましょう。
リードの中には、犬の頭の向きがコントロールしやすいようになっているものもあります。鼻口部に巻いたヒモがリードにつながっているタイプのものもありますので、これを利用するのもひとつの方法だとおもいます。犬がなれてきたら早足で歩いてみたり、方向転換してもついてきたりするようにトレーニングしてみるとよいでしょう。 トレーニングは1日10~20分を目安にしておないましょう。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。