

犬を飼うときには犬との相性も大切ですよ。まずは犬種を選ぶことが、最初のステップといえます。犬のことを知ったり犬種の特質も頭に置いておくことが犬と接するうえで最も大切なことなのです。犬の先進国イギリスには、店頭で犬を販売するといったシステムはなくブリーダーさんや、捨て犬の保護シェルターから犬を譲り受けるということが一般的なようです。日本のように、流行犬種の変動などもありません。
日本人の飼い主さんに多いパターンですが、犬を衝動買いしてしまったためにあとから犬の問題行動や相性の悪さで悩むといったケースです。欧米人のように、ライフスタイルにあった性質の犬を選びそれから家族として迎えていないからなのです。体が小さいテリアであっても運動による健康管理が必須となります。狩猟犬として作出された“テリア”は、興奮しやすくて気も強いです。いわゆる“テリア気質”を持っており小さいけれども活動的でタフなのでかなりの運動量が必要となります。
“柴犬”は独立心が旺盛な傾向が強いため抱っこをしたいという飼い主さんやいつもそばにいることを犬に求める飼い主さんには不向きといえます。見た目で選ばないで犬の性質で選ぶことが飼い主さんと愛犬、双方のハッピーライフの第一歩といえます。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。