

オーストラリアでは、動物病院でおこなわれているパピーパーティがポピュラーです。その多くは診療時間の後の夜に行われているそうです。動物病院でおこなわれるパピーパーティには、犬が病院好きになるというメリットもあるようです。そのおかげで、飼い主さんも犬を病院に連れて行きやすくなります。もしもの病気を早期発見したり早期治療するための一助になっているようです。最近では、日本でもパピーパーティを開いている動物病院が増えているため近所の動物病院で探してみるのもよいとおもいます。
子犬たちは遊びながら社会性を身につけていきます。パピークラスとは、甘噛みや破壊行動というような問題行動の予防や対処方法を学ぶカリキュラム制の子犬のしつけ方教室です。問題行動には、予防をきちんとおこなうことが肝心のようです。全4回のカリキュラムの中には他の人や犬に慣らすパピーパーティの要素も含まれているようです。
パピークラスの目的は、あくまでも“社会化”と“問題行動の予防”なのでパピークラスに参加することによって怖がりや犬見知りというようなそのまま放置しておくと増長されていき後々には問題行動となってしまう可能性のある生まれつき持っている「負の性質と傾向」を抑えらることができるそうです。家でも子犬のうちに習慣づけたいことがあります。それは、口の中を触ることに慣れされる練習です。ほかにも飼い主さんのそばについて歩く練習やトイレ、甘噛み、飛び付き、無駄吠えなどです。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。