

犬をペットとして飼っている人は海外の犬たちの暮らしぶりが気になるという人もいるかもしれませんね。オーストラリアはイギリス系移民が多くて犬の先進国でもあります。ドライブ中の犬のシートベルトもきちんと義務化されているそうです。個人主義や個性を尊重している欧米では「犬は犬」ととらえており一定の距離を保ちながら接している飼い主さんが多いそうです。子供の育児と同じようにベタベタかわいがったり過保護にすることもなく、しつけも厳しいそうです。
自然保護の先進国でもあるオーストラリアは食材や化粧品などあらゆるライフスタイルで「ナチュラル」が重要視されているせいか、洋服を着ているという犬はほとんどいないそうです。そしてここ数年では断尾や断耳を法律で禁じている州も増えているそうです。またタイなど、怒りの表現を美徳としていない上座部仏教の国々をみてみると大声で叱られている犬などはなかなか見かけないそうです。
実際、犬たちは、どのような感じに飼い主さんに接してもらいたいのでしょうか?間違ったコミュニケーションをとっていると愛犬にストレスを与えているかもしれませんよね。ストレスが免疫力を低下させたり病気を招くということは周知の事実ですよね。ちなみに日本では洋服を着ているワンちゃんがたくさんいますよね。それは飼い主さんが擬人化している傾向があるからです。アンダーコートのない犬種以外は、冬のお散歩などで洋服を着せても防寒対策にはあまり関係ないそうです。ようするにファッションなんですよね。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。