

犬を飼っている方でしたら、旅行に行くときでも一緒に連れて行きたいと思うでしょう。犬を旅行に連れて行くにあたり、何か特別なことが必要ではないかと思う場合がありますが、旅行には特別なしつけというのは要りません。しかし、犬は非常に興奮しやすい動物なので、初めての乗り物や泊まる場所などに行くと、今までできていたものが興奮のために出来なくなるという事態に陥ることがあります。
旅行では初めて見る人々がたくさんいます。その時に、その人たちのテーブルに手をかけないようしなければなりません。また、キャリーバッグに入れたままでも吠えないでおとなしくしていられること、乗り物酔いにも強いことなど、多くの障害が考えられます。そこで、犬と一緒に旅行をしようとお考えの方は、犬が連れて行ける状態かどうなのかをよく見極めてから旅に出かけましょう。
次に、旅行よりは簡単な犬の散歩に関するしつけですが、犬と散歩をするときに気をつけなければならないのは、何より「安全」です。
犬の散歩での基本として必要なものは、「まて」「おすわり」それと「リーダー(人間)より先に歩かない」ということです。これは突然道路に飛び出すことを静止するためだったり、待機させたりするときに必要なしつけです。
またこれによって、更に飼い主との主従関係が深まるようになったり、犬にリーダーシップを取らせないようにするためでもあります。このようなことからも、散歩をするときでも「しつけ」というのが重要になります。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。