

【ご褒美をあげよう】
犬をしつける上で効果的な方法として、ご褒美をあげるということがあります。犬をしつけるときには叱るよりも褒める方が有効的です。犬は「叱られた行動を止める」ではなく、「ご褒美がもらえることをする」という観点でとらえている場合があります。したがって、犬をしつける時には、こういうことをすればご褒美がもらえる、ということを教えてあげましょう。
また、犬はよくいたずらをします。そういうときには、いくらしつけをしようとしてもできない場合もあるということを覚えておきましょう。
【呼び方を統一しよう】
犬のしつけの際、「ダメ!」「コラッ!」など呼びかけ方は様々あると思いますが、この呼び方は統一する必要があります。人間の言葉を犬にたくさん覚えさせようとしても、無理があります。同じ叱る言葉でもそれを統一しなければ、犬は混乱してしまう可能性があります。
また、叱るときや褒めるときに犬の名前を言う場合がありますが、これには注意が必要です。叱る時も褒める時も名前を呼ばれていると、犬はどっちで呼ばれているのか分からなくなってしまい、名前を呼ばれる=叱られている、あるいは名前を呼ばれる=褒められていると認識していまい、しつけがうまくいきません。
したがって、犬の名前を呼ぶのは褒める時だけと決めて、名前を呼ばれる=褒められるという良い認識を植えつけるようにしましょう。
犬の分離不安についてご紹介します。犬はもともと集団で行動する動物です。そんため一人なることが苦手です。飼い犬の場合には、生まれてすぐは母親犬・兄弟たちと過ごして、その後ペットショップや
家庭に引き取られて人間と一緒に生活することになります。当然ですが、野生の中に一人で生きている経験がないということになります。
そのため、留守番などの短時間であっても、一人ぼっちにさせてしまうと仲間を求めて吠えることがあります。また家族の臭いなどを求めるため、家のなかのものを噛んだり動かしたりすることもあります。これを「分離不安」というように呼んでいます。人間にとっては「分離不安=いたずら」ととらえてしまうことが多くあるようです。
もともと、番犬に適した犬種というように個々の性格や犬種の傾向もありますが飼い主と長い時間密着した生活を送っている犬ほどなかなか離れがたくなる傾向にあります。人間の都合としては、番犬としての犬を求めるということもあります。また仕事としても役に立ってもらわなければならないこともあります。強い分離不安を克服するためには家が安心できる自分の居場所だということを理解させることが大切です。そして長時間にわたっても飼い主の命令を守れるように指示語の理解と強い信頼関係が必要となります。