【誉めるときは行動のすぐ後に】
誉める時も叱る時も同じなのですが、犬が何かいい行動や悪い行動をした直後に誉めたり叱ったりするようにしましょう。後から「あのときいいことしたね」なんて誉めてあげても、犬には何のことだかさっぱり分かりません。タイミングが悪いと、悪いことを良いことと認識してしまう可能性があります。

このことから、犬が行動した直後に誉めてあげると、どんなことをしたら誉めてもらえるのか認識をして、次からは誉めてもらいたくて良い行動をとるようになります。犬をしつけるには「叱る」より「誉める」ことが重要です。したがって、犬が良いことをしたらきちんとタイミング良く誉めてあげましょう。


【態度は変えずにしつけをする】
犬をしつける際の注意点として、犬が混乱しないように気をつけなければなりません。犬は頭が良いと言われていますが、人間の世界における善悪の判断がつくほど賢いわけではありません。したがって、犬が噛みつくなどの行為をしたら、例え甘噛みでもすぐに叱るようにしましょう。甘噛みだから叱らないと言うように態度を変えないようにします。また逆に良いことをした場合には、思いっきりたくさん誉めてあげましょう。

とは言っても犬は可愛いものです。多少悪いことしても「仕方ない」と、つい許してあげたくなりますが、それでもしつけをする時には毅然と一貫した態度で接するようにしましょう。

【ご褒美をあげよう】
犬をしつける上で効果的な方法として、ご褒美をあげるということがあります。犬をしつけるときには叱るよりも褒める方が有効的です。犬は「叱られた行動を止める」ではなく、「ご褒美がもらえることをする」という観点でとらえている場合があります。したがって、犬をしつける時には、こういうことをすればご褒美がもらえる、ということを教えてあげましょう。

また、犬はよくいたずらをします。そういうときには、いくらしつけをしようとしてもできない場合もあるということを覚えておきましょう。


【呼び方を統一しよう】
犬のしつけの際、「ダメ!」「コラッ!」など呼びかけ方は様々あると思いますが、この呼び方は統一する必要があります。人間の言葉を犬にたくさん覚えさせようとしても、無理があります。同じ叱る言葉でもそれを統一しなければ、犬は混乱してしまう可能性があります。

また、叱るときや褒めるときに犬の名前を言う場合がありますが、これには注意が必要です。叱る時も褒める時も名前を呼ばれていると、犬はどっちで呼ばれているのか分からなくなってしまい、名前を呼ばれる=叱られている、あるいは名前を呼ばれる=褒められていると認識していまい、しつけがうまくいきません。

したがって、犬の名前を呼ぶのは褒める時だけと決めて、名前を呼ばれる=褒められるという良い認識を植えつけるようにしましょう。

【甘やかさない】
犬を飼い始めると、つい可愛くて多少の行動には目をつぶってしまいがちです。しかしそれではしつけができなくなります。犬のしつけは、決して甘やかしてはいけないのです。甘やかし方としては大げさに褒めすぎたり、おやつをあげすぎたりと言うことがあげられます。

犬を甘やかさないと言うことは非常に難しいことです。しかし甘やかしすぎた結果、犬は「自分がリーダーかもしれない」「自分は家族の中ではリーダー格の存在だ」というような勘違いをするようになります。

このように犬が勘違いをしてしまうと、しつけの障害になってしまいます。したがって、犬をしつけるときには甘やかし過ぎないようにして、立派な犬になるように十分なしつけをしましょう。


【根気強くしつけをしよう】
犬をしつけているときに、飼い主によくあるのが「あせり」だと思います。同じ事を何回も繰り返し言っているのに、全く言うことを聞いてくれないとか、つい他犬と比べてしまうこともあるでしょう。

犬はあまり集中力がないので、効率よくしつけをしなくてはなりません。したがって短時間のうちに何回もしつけを繰り返し反復練習をしてみたり、犬が飽きないように工夫をして根気強くしつけをしていくようにしましょう。決して飼い主側が諦めないようにしてください。根気強くしつけていけば、きっと犬にも想いが伝わると思います。

【失敗しても叱らないこと】
犬をしつける場合には、もちろん失敗もたくさんすると思います。そこで大切なのは、絶対に犬を叱ってはいけないということです。

例えばトイレのしつけですが、しつけを始めたばかりの時、犬がトイレの場所を失敗する場合があります。そのとき飼い主が高い声で騒いでしまったとします。その声を犬が聞くと、これは褒められていると勘違いしてしまう場合がありますが、これではしつけができません。

したがって、失敗をしたときには低い声で「だめ!」ときちんと叱るようにしましょう。また叱るより無視するのが効果的な場合もありますので、そのときの状況に応じて判断するようにしましょう。


【殴ったりしない】
犬をしつけるときに、言うことを聞かないとつい手をあげがちですが、絶対に体罰はいけません。犬に体罰と言うのは必要ないと思います。昔は多少の体罰を与えて教えるという考え方もあるにはあったのですが、今は体罰を与えなくても、根気強く何回も教えていけばきちんと理解できます。

例え体罰を与えたとしても、噛み付かれたりして反撃される可能性があり、しつけにはなりません。それどころかかえって信頼関係が失われ、しつけどころではなくなりますので、飼い主側も焦らず根気強く何度も同じ事を教えるようにしましょう。それにより、深い信頼関係が築くことができ、しつけもうまくいくようになると思います。

【順位付け】
犬をしつける際大きなポイントになるのは、飼い犬にとって「群れ」になる家族の順位付けだと思います。

例えば小さな子供がいる家庭の場合では、犬と子供が仲良くまるで兄弟のように育つことがあります。仲がいいのはもちろん良いことなのですが、順位付けもなく育ってしまうと犬の中では子供が同じランクだと判断してしまい、犬が成長した時に子供より上の立場にたとうとして攻撃したり、子供の言うことを聞かなかったりする可能性があります。

こうならない為にも、犬に順位付けを教えるために多くの工夫が必要になります。例えば犬の食事の時間は家族が食べ終わった後とか、リーダーが家族を呼ぶときには、最後に犬を呼ぶという方法がいいかと思います。


【犬のリーダーになろう】
犬をしつけるには、まず飼い主が犬のリーダーにならなくてはいけません。これはしつけの基本中の基本ですので、もう既にご存知の方は多数いらっしゃるのではないでしょうか。

なぜこれが大切なのかと言うと、犬の習性に「リーダーは絶対的存在」だからです。したがってこの習性を活かすのがしつけの基本と言うことになるのです。野生の犬の中では、リーダーの言うことを聞かなければ群れから外されたり制裁を食らったりして、時には命の危険さえ及ぶ場合があるのです。

この習性を利用して犬をしつけるようにすると、犬自体は苦痛を感じることもなくしつけできるようになります。

犬を飼うと、身体を洗ったり爪切りや耳の掃除などと、何かと犬を触る機会が増えると思いますので、そのときに犬が嫌がらないように触ってもスムーズにお手入れができるようにしつけをしておくことが大切です。犬は主従関係というものを非常に重んじます。飼い主より犬のほうが上というように犬が判断をしてしまうと、体を触られることを拒否する場合があります。これを回避するためには、子犬のうちから触っても平気なようにしつけをしておく必要があります。

まずは、頭や胸を触ることから始めてみてはいかがでしょうか。頭や胸は触られてとても心地がよい部分ですので、このような場所から触り始めて、犬が触られることに慣れるようにするのが大切です。

次に犬の耳を触ってみましょう。耳はお手入れをしなくてはいけない場所です。いきなり耳に触れるのではなく、顔から頭から次第に耳に近づけていって、最終的に耳に触れるようにしていきましょう。

次に、爪切りをするために手足に触らなければなりません。犬が寝ている状態のときに1本ずつ優しく触っていき、慣れたころに爪切りなどのお手入れをはじめるようにしましょう。犬が寝ている状態を仰向けにさせておなかを触ってあげるようにしてみましょう。飼い主におなかを見せるという行為は、飼い主のほうが上なのだと主従関係を犬にはっきり示すという意味もあります。

最後に歯磨きや薬を飲ませる場合などのために、歯を触るようにしてみましょう。ちょっとずつ唇を開いて少しずつ歯茎を触っていくようにします。

【子犬のしつけの方法】
子犬をしつける場合には様々な工夫が必要になります。子犬はまだお母さんが恋しい年齢ですので、飼い主もつい甘やかしたくなってしまうと思いますが、子犬の頃からきちんとしつけをしておけば、今後のしつけもしやすくなるし、飼い主と子犬がお互いに暮らしやすくなると思います。

子犬をしつける上で最も重要になるポイントは、甘やかさないということがあげられます。子犬だからできなくて当たり前と言う概念を捨てて、きちんとしつけてあげることが大切だと思います。

また、子犬に教えることで大切なことは、飼い主との主従関係を教えることです。例えば、おもちゃを犬と飼い主で取り合いをして遊び、飼い主が勝つとかして誰がリーダーであるかをきちんと教えておきましょう。


【子犬のときにしておくしつけ】
子犬をしつけるときに、全てにおいてしつけをしようとするのは無謀です。子犬なのですから難しいことはできませんが、簡単なしつけでしたら可能です。その上、しつけの内容によっては子犬のほうが覚えやすいものもありますので、そのあたりをよく見極めてしつけをするようにしましょう。

また、小さいころは子犬と飼い主だけの世界になりがちですが、その世界だけではなく、外の犬と触れ合うなど、世の中には自分以外にも様々な生物がいるということを子犬に教えて、社会性のある犬に育てるように心がけておくのもいいことでしょう。

今話題のプロが教える犬のしつけマニュアル特集
天才ドッグトレーナーの遠藤和博が教える愛犬しつけ法。TVチャンピオン「子犬しつけ王選手権」2年連続優勝の実績。「無駄吠えが2秒で止まる等、愛犬が驚くほどお利口になる方法」をこっそりお伝えします。
7000人以上が実践したTVチャンピオン「第1回ダメ犬しつけ王選手権」で優勝の森田誠の犬のしつけ法。あなたの愛犬が魔法のようにいい子になる犬のしつけ方の真実を教えます。
犬のしつけ関連ニュース