犬のしつけと聞くと「お手」とか「お座り」などを教える行為だと思う方がいるかもしれませんが、それだけではありません。犬のしつけとは人間と犬が心地よく楽しく共存していくための方法を犬に教えると言うことではないかと思います。
まず始めに、犬に禁止事項を教えます。禁止事項とはトイレを所定の場所以外ではしない、無駄吠えをしない、などと言うことです。また、おもちゃも遊んでいいものと悪いものの区別を教えるというようなことも含まれています。
犬のしつけをするにあたり覚えておいていただきたいのは、しつけをすることで言うことを聞いてくれればいいと言うような考え方ではなくて、飼い主側も犬が飼い主のしつけを聞いてくれるような「人」になることも大切だと言うことです。
では、どうして犬にしつけが必要なのでしょうか。例えば散歩途中に、むやみに知らない犬に吠えかかったり、知らない人に襲いかかったり、何でも拾い食いをするなどをしないよう、また犬と飼い主が快適に生活できるようにすると言うことです。
犬がきちんと飼い主にしつけをされているとしたら、どんな状況下においても飼い主の言うことを聞き、周囲に迷惑がかからないようにできるでしょう。犬のしつけを通して、飼い主や犬の安全面や周りの人々の安全面も守ることができます。
また、教える側の飼い主も、きちんとしたしつけの義務など最低限のマナーを身に付けておくように、しっかりとした心構えをもつ必要があります。
犬を飼い始めたら、まず最初に考えて欲しいのが「しつけ」ですが、きちんとしつけをして、犬と楽しく快適に共存できたら言うことはありません。ここでいうしつけとは、犬が悪いことをした時にただ叱って言うことを聞かせるようなことではなく、ダメなものはダメと言い、それができたら誉めてあげるというものです。
この方法により、しつければしつけるほど犬は元気に快活になり、飼い主との信頼関係も深くなり、お互いが幸せになっていくと思います。犬が飼い主のもとで幸せに暮らしていけるようになること、すなわち犬が幸せになるための「しつけ」が必要なのです。ではどのようなしつけをしたら幸せになっていけるのでしょうか?少し例をご紹介してみたいと思います。
●犬は遊ぶことで人間とのコミュニケーションのはかりかたを学んでいくので、犬とたくさん遊んであげることが大切です。愛情を込めて遊んであげれば、自然と犬も愛情をもらえるような遊び方を身につけていくと思います。
●何でも経験をさせましょう。犬は自らが経験したことがないことだと、自分の身を守るために攻撃的になる場合があります。しかし、経験があれば怖い思いをしないので安全に過ごすことができます。したがって様々な経験をさせてあげることが大切だと思います。
●犬の身体にたくさん触って、安全に暮らせるようにしましょう。身体に人間の手が触れると言うことは気持ちが良いということを犬に認識させましょう。
犬のしつけの開始時期は、いつ頃からがいいのでしょうか。犬と人間では、年のとり方や行動、本能も異なります。犬は人間よりも成長が早く、子犬の時期だと大体1ヶ月で1歳という計算で成長していきます。したがって、半年で6歳ということになり、顔つきも赤ちゃんの顔つきではなく子供の顔つきに変わってきます。
このように、生後何ヶ月かで人間で言う小学校入学レベルまで成長するのであれば、生後間もない頃からトイレのしつけなどは始めておいたほうがいいと思います。
よく考えて見ましょう。人間の子供にトイレのしつけを教えるのって何歳くらいですか?6歳では少し遅すぎますが、4歳ではどうでしょう。これも少し遅いと思います。だいたい1~2歳ころから始めてもよいかと思うので、犬で言えば生後1~2ヶ月頃から始めてみるのがいいかもしれません。
例えば犬の「咬む」という行為ですが、このしつけはもう少し大きくなってからでもいいかと思います。生後2ヶ月頃に咬むのを止めるしつけをしたとしても、力を加減できるわけでもないし、あまり理解できているとは思えません。人間で言うと2歳位の幼児が母親に何を言われてもあまり理解できないのと同じです。
犬のしつけに関しては、精神面や年齢面などをよく考慮し、しつけの方法や内容などを変えていきましょう。飼い主と犬が共によりよい暮らしを送るため、しつけは是非行うようにしてください。
犬を飼ったら室内で飼うのはもちろんですが、外へお散歩に連れて行きたくなります。犬の散歩は、およそ生後4ヶ月ごろから可能になります。外というのは様々な危険が多く、ワクチンを受けていない犬を散歩に連れ出すと、抵抗力がないために病気になってしまう可能性がありますので、ワクチンを接種した後に散歩させることが大切です。
なぜ危険かというと、外には他の動物の排泄物が落ちていて、ついそれを舐めてしまうなどして病気にかかってしまう危険性があるのです。
次に、犬を散歩させる前にしておかなければならないしつけがあります。それが首輪やリードです。まず家の中で首輪やリードに慣れさせておかなくてはなりません。首輪をすると、初めは慣れていないのでとても嫌がります。外で初めてつけるというなら、嫌がって道路に飛び出してしまう可能性もありますので、そのようなことにならないよう徐々に首輪やリードに慣れさせていくようにしましょう。
首輪のつけ方ですが、最初は犬は嫌がると思いますので、おもちゃなどで興味を別のものに引きつけておくなど、多少工夫をするとスムーズにいくと思います。首輪をつけたら、まずは家の中や庭などで慣れてもらい、その後にリードをつけ、これも家の中や庭などで慣れさせていくようにします。それが済んだら実際に外にお散歩へいくことになります。何事も最初からうまくいきません。イライラしないで根気強く慣れさせていくようにしましょう。

